注文住宅で間取りを考える時のポイント

注文住宅の一番のメリットは自由に設計できるということです。新しく家を建てる時に一番の楽しみでもあり、最も頭を悩ませるのが間取りでしょう。家造りはパズルとは違います。ほしい部屋をただ並べて当てはめるだけではせっかくの注文住宅も満足できる家にはなりません。

間取りを考えるときには確認しておくべきポイントがあります。空間を心地よいものにするためには採光と風通しはとても大切です。薄暗く淀んだ空気の家は心身のストレスのもとです。光をどのように取り込むのか、風の通り道をどう作るのかを考えることが大切です。

生活動線についての考慮も重要です。主婦の動線、子供の動線、家族それぞれ動線は異なります。それぞれの動線を短く、かつお互いにじゃまにならないような間取りにすることは暮らしやすい住居に欠かせません。ただ、それぞれが完全に独立してしまうと「同じ家に住んでいるのに全く顔を合わせない家族」になってしまいかねないので注意が必要です。

また、部屋の広さだけではなく家具や家電の配置を考えながら決めることも忘れてはいけません。広さは十分だと思っていたのに家具を置いてみたら思ったより狭かった、コンセントが家具で隠れてしまう、などということはよくあることです。せっかくの注文住宅ですから家族みんなが暮らしやすい家にしたいもの。そのためには家族全員でよく話し合って間取りを決めることが大切です。

しかし、全員の希望通りにはなかなか行かないものです。みんなの希望をリストアップして優先順位を決めて予算と相談しながら答えを見つけましょう。

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