注文住宅は土地と建物以外も大切なことがあります

一般的に住宅を建設するときには、不動産会社を経由せずに取引を行うことは難しいと言えます。注文住宅を建てることを計画しているときにも同じで、良い不動産会社を選択する必要があります。買い手としてはすぐに良い情報を知りたいものですので、契約を行うよりも前に重要事項の説明や情報を開示してくれるかどうか確認してから、契約を行う業者を選ぶことが大切です。不動産会社によっては、注文住宅の知識が少ないことも考えられます。

土地と住宅は切り離して販売を行うものではありませんので、注文住宅は特殊な販売方法であると言えます。知識が少ない状態では正しいアドバイスが受けられないために、余計な部分に予算がかかってしまうことがあります。不動産は土地と建物だけに目が行きがちになりますが、境界の位置や道路との持ち分、上下水道やガスなどの設備面、または周辺地域の様子なども大切なポイントと考えることができます。1つの大き目の土地をいくつかの区画に分割して売却しているものは境界杭が打たれていますが、境界杭が入っていないときには後でトラブルになる可能性があります。

注文住宅は設備にこだわることもできますので、太陽光発電やガスのシステムについてもオーダーすることができます。自分の思い描いている設備が導入できる地域なのか、事前に確認しておくことも重要になります。周辺地域については、実際に現場を下見しにいくことが最適です。地域によっては高度制限がかかっていることや、防火地域として設定されている場所もあるので確認しておく必要があります。